大切な機械を
長く使っていただくために
安心のサポート

新規の加工の話が来た時に、既存の設備ではワークサイズに対応できず、悩んでいました。ダメもとでワークサイズに対応できるように改造出来ないかと相談した所、Ｘ軸とＺ軸のストロークを延長する事を提案していただきました。お陰様で新規の仕事を受注する事が出来ました。
更に対応できるワークサイズが広がり今後の仕事の展開にも期待できるようになりました。

汎用手動機３台で粗・中・仕上を構成する生産工程が有りました。その工程が２ラインあり作業者３人が走り回りながら作業していました。その工程では手動機による寸法トラブルなども有り改善が必要と考えていました。併せて生産効率を向上させたいとも思い相談しました。まずはオーバーホールと自動機へのレトロフィットと改造をしました。
さらにワークの出し入れを自動化して全自動で加工できるように制御システムを組み込みました。結果的に全自動ラインを構築する事が出来ました。全自動になった事で寸法トラブルを無くすことが出来ましたし、省力化・生産効率の向上も実現できました。

剛性の有る使い慣れた設備で老朽化によるトラブルが増えてきた為、設備の更新を検討していました。既にメーカーは撤退しており違うメーカーの新品しか検討出来ない状況でした。作業者からは使い慣れた設備を何とかして残して欲しいとの要望が有り、既存の設備をオーバーホールして今後も使い続ける事にしました。
メーカーからの部品供給が無い状況でも新規に設計製作して対応していただきました。
レトロフィットでは最新の対話式CNCを搭載する事でオペレーションが容易になり、派遣社員が多い弊社では大変助かりました。
また、最新の制御システムを組み込むことで新品と同等以上の加工精度を実現する事ができ、大変喜んでいます。

ガラスを加工する時にワックスで固定していました。強固に固定できるのですが、段取りに時間が掛かり、さらに有機溶剤での洗浄が必要でした。
ワックスレスの新技術として「凍結チャックシステム」を紹介していただきました。
液体を凍結させる事でガラスを固定するので加工中の温度管理が必要ですが、何より段取り時間の大幅な短縮と有機溶剤での洗浄が不要となるのでデメリットよりメリットの方が大きいと感じました。実際に導入してみて、段取りが容易となり大幅に作業効率が上がり、加工精度が向上したように感じます。
何より有機溶剤での洗浄が不要となり環境に優しい生産活動のＰＲにも一役買ってくれてます。